音を繋げて演奏する左手の使い方〜独学ギター動画02~

 

今回は「音がうまく繋がらない」方のためのワンポイント講座。

ちょっと前になりますが、高校生がスタジオに来まして、

「ギターが1ヶ月で弾けるようになった、凄いでしょ?」

と私に言うわけです。で、

「弾いてみなよ」

と、ギターを渡して弾いてもらったんですが、一音一音弾くたびに指を指板から離してしまう。

それで

「それはちょっと違うよ」

と言う事で私がギターを弾いてみせたんですね。

 

とここで、ちょっとしたエピソード。

私も独学でギターを学んだわけですが、当時、そうなった経緯を書きます。

私がギターを始めたのは中学生の頃ですが、のめり込みまして

「ギターを習いたい」

という事で親に相談したわけです。

高校受験などもあったので

「高校生になったらギターを習わせてもらう」

という事で親と約束したんですね。

それでいざ、高校に入学したらいきなり、親が手のひらを返したわけです。

「ギターを習わせない」

となったわけですね。

当時の父親の口癖が

「自分で稼いで食えるようになったら好きな事をしろ!」

というものでした。

なので私はアルバイトをしたわけです。自分で働いて稼げば良いだろうという事で。

ただ、私の通っていた高校が「アルバイト禁止」の学校でした。

である日、親に内緒でアルバイトしていたのが、バレたんですね。

それでバイトも辞めなきゃならなくなって、家で一人、部屋に篭ってギターを弾きました。

そんな高校生だったわけですが、何が言いたいかというと、まあ人生いろいろありますが

「ギターを弾きたかったら誰に何を言われても弾いちゃいましょう」

というコトですね。

ギターに限らず、他人(親も含めて)にどう言われようと、自分の人生は自分で舵取りをするものです

たとえ親でも、あなたの人生の責任はをとれません。人生は自己責任です。

 

さて、話を戻します。

先生についてギターを習う人は先生がギターの弾き方の勘違いを指摘してくれると思いますが、独学だとそうは行かない。

左手の使い方もそうです。

一音一音、指を弦から離してしまうと、音がそのたびに途切れます。

またギターという楽器はミュートしていないと余計な音が鳴ります。

例えば弾き手がドレミを弾いているつもりが、ドラレラミ、というように開放の音が鳴っちゃうんですね。

かるく弦をプリング(左手の指で弦を引っ張って弾く奏法)して開放弦を鳴らしちゃうわけです。

弾いている本人は自分の弾きたい音に意識が向いているから余計な音にはさほど気にならないというか気にしないのでしょう。

で、そういう弾き方のままでいくら練習を続けても、思ったような演奏にはならないですよね。

じゃあ、音を繋げたて演奏したいときはどうするかというと、、、

同一弦上での上昇フレーズは弾いた指は離さずに、押さえる指を増やしていくんですね。

人差し指を押さえたまま、中指、小指で押さえていく、というように。

下降フレーズの時はあらかじめ弾く予定のポイントを複数の指で押さえて、弾き終わった指から順に離していく。

そうすると音が繋がって、ちゃんと

「ドレミレド」

と鳴るわけです。

文章では分かりづらいと思うので、動画を参考にしてください。

 

それとこれは動画では触れていませんが、全ての指を一度にでも、一本の指だけでも、握ったり開いたりする時には腕の筋肉を動かします。

何度も手を握ったり開いたりする運動を繰り返すギター演奏では、可能な限り複数の指をまとめて動かすほうが、一本ずつ指を動かす時よりも効率が良いです。

また、ギター演奏時は、ある指は指板に押し付けたまま、他の指を指板から離す運動も行う必要があります。

他の指がつられて動かないようにしつつ、任意の指だけを動かさなければなりません。

そのような指の運動は日常生活では行わないというか、行う必要がないですよね?

なのでゆっくり時間をかけて、繰り返し、自分の身体に教えていく必要があります。

またアイソレーション(身体の各部位を単独で動かすとれーニング)によって一度、身体で覚えた動作は繰り返せば、自然と速くなります。

大事なのは焦らないことです。トレーニングの効果を実感するまでには、それなりの時間がかかります。

プロセスを大切にして1つずつ着実に、積み重ねていきましょう。

「急がば回れ」

そんな気持ちで取り組んで欲しいと思います。

人生、なかなかうまくいかない、思い通りにならないこともあるし、身体が言うことを聞かないとイライラしてしまう事もあるかと思います。

ですが、そんな時には、立ち止まって「思うようにできた未来の自分」を想像してください。

どんな気持ちがしますか?

その時を信じて一歩ずつ進みましょう。

あ、次回予告。

次回はミュートについて少しお話できればな、と思います。

以上。

 

「日々、音楽」タダヒロでした。